4歳の壁って知ってる?【4歳児の心の理解、ママさんの悩みについて】

みなさん、『4歳の壁』って知ってますか?

急にかんしゃくを起こしたり泣いたりしてしまう、反抗したかと思ったら急に甘えるようになるなど、脳の成長は4歳児の心におおきな葛藤をもたらしており、その現象は「4歳の壁」と呼ばれています。(保育のお仕事『反抗期に4歳の壁~上手に向き合うためには~』より引用)

体と心が成長し、いろんなことが一人でできるようになってくる年頃。
いっぽうで、自分の気持ちや感情がうまくコントロールできない微妙な年頃でもあります。

ここでは、そんな4歳児の特徴を紹介して、ママさんたちの悩みを見ながら、『4歳の壁』の乗り越え方をまとめていきたいと思います!

4歳児の特徴について

まず、4歳児の特徴についてまとめてみます。

4歳児の平均体格

4時児の平均体格ですが、全国平均は、公的なデータはないようです。
参考までに愛知県のデータを見てみると、H29年で以下のようになっています。

男子:身長103.5cm 体重16.6kg
女子:身長102.1cm 体重16.1kg

ちなみに、参考までに3歳児のデータも載せておきます!
3歳児はこちらです。

男子:身長96.8cm 体重14.9kg
女子:身長95.4cm 体重14.3kg
(愛媛県教育委員会『平成29年度 年齢別体格』より引用)

お子様の成長のご参考にしてみてください(^^)


4歳児になったらできること

4歳児になれば、いくつかのことができるようになります。
「幼児脳を鍛える」という幼児才能開花教育『まいとプロジェクト』さんを参考にして、いくつか紹介してみます。

生活力
おはしを使うことができる
服を着たり、たたんだりすることができる
自分で排泄ができる
早寝早起きや、決められた時間内での食事ができる
 
社会性
友達と仲良く遊ぶことができる
順番待ち等のマナーを守ることができる
 
運動やことば
けんけんやスキップができる
ボールを転がしたり、両手で受け止めたり蹴ったりすることができる
質問に答えることができる
目を見て話をすることができたり、自分の意志を伝えることができる
うそをつくこともある
 
 
こちらもよかったら子育ての参考にしてみてください。
ちなみに、あくまで目安ですので、自分の子どもができなくても、慌てる必要や気にする必要はありません!

また、この頃からうそをつくようになったりもしますが、それは脳が発達している証拠です。
きびしく叱りつけるのではなく、「なぜうそをついてしまったのか?」子どもに呼びかけるようにして、一緒に考えてあげる姿勢を見せることが大事です。

4歳児を持つママさんの悩み

4歳児を持つママさんたちは、みんなどんな悩みを持っているのでしょうか?


やはりみなさん、4歳時特有の心の揺れ動きに翻弄されているみたいですね!

でも、なぜ4歳時に、こういった心の揺れ動きが見られるのでしょうか?
『子どもの未来を耕し、育て、伸ばすSHINGA FARM』で、子育て心理の専門家佐藤めぐみさんは、以下のように書いています。

4歳を過ぎると、大脳の発達が進むことで、時間軸や空間軸への理解が深まっていきます。
それまでは、「現在中心」「自分中心」だった思考が、

・「昨日こうだったから、明日もこうなるだろう」と過去、現在、未来を想定することができるようになったり、
・「〇〇くんは大丈夫かな?」と他者の気持ちを配慮しはじめたり、

と認知的に大きな成長を遂げます。
しかし、脳や心が急速に発達する過程で、その内部の変化に戸惑いを感じる子もいます。そして、その興奮状態の処理がうまくできないと、グズったり、暴れたり、泣いたりしてしまうことがあるのです。(『https://www.shinga-farm.com/parenting/trouble-at-age-of-four/』より引用)

脳と心の成長に、自我が戸惑っている、といった状態です。
しかし、言うことを聞かなかったり暴れてグズったりしてしまうからといって、頭ごなしに怒るのはよくありませんよね。
なので、この4歳特有の『4歳の壁』を乗り越える方法を紹介したいと思います。

4歳の壁の乗り越え方

それでは『4歳の壁』の乗り越え方ですが、子育て支援士である田宮由美さんの『4歳の壁を乗り切るために、親が知っておきたいこと!』を参照しながら、まとめてみました。

『手をかける』のではなく『見守る』

上述したように、4歳は『脳と心の成長に、自我が戸惑っている』状態であり、成長にとって重要な時期です。
ここで大切なのは、頭ごなしに怒ったり、やろうとしていることに対して過度に手伝ったりしてしまうこと。
そうすると、気持ちが萎えてしまったり、挑戦心が衰えてしまったりと、消極的な性格になってしまいかねません。

つい怒りたくなってしまったり、手伝ってしまったりする気持ちはわかります。
でも、ここでぐっとこらえて、子どもを見守ってあげましょう!

『4歳の壁』を正しく理解する

なぜ子どもがぐずったり、急に赤ちゃん返りしたりしてしまうのか?
イライラしてしまうのは、その理由を知らないからかもしれません。

加えて、親というものは、ついつい他の子どもと比べてしまいます。
「あの子はちゃんと言うことを聞くのに」「あの子はあんなに賢いのに」
「自分の育て方は間違ってたのかな」「うちの子はおかしいんじゃないか」
そういうふうに思ってしまうと、どんどん悪いことを考えがちです。

まずは『4歳の壁』というものを正しく理解しましょう。
そうすることによって、子どもの気持ちを汲み取ることができ、いくらか落ち着くことができるはずです。

子どもを受け止めるための環境づくり

4歳の子どもは、ぐずったりすねたり……かと思ったら、赤ちゃんみたいに甘えてきたりします。
そんなときに、「もうお兄ちゃん(お姉ちゃん)なんだから!」と突き放すのではなく、しっかり甘えを受け止めることが大事です。

また、いくら見守ることが大事だからと言って、すべてを一人でさせるわけにはいきません。
ときには一緒に考え、一緒に悩んであげることも大切です。

たとえば、毎日ごはんを食べたあと1時間を、子どもと一緒に遊ぶ時間だと決めるのも有効です。
毎日1時間は子どもと向き合って、全力で遊んだり、甘えを受け止めてあげたりするといいでしょう。

まとめ

4歳の子どもの子育ては、ママが感じる最初の壁かもしれません。
やっと子育てに慣れてきたと思ったら、こんなふうになっちゃうなんて……。

そう思ってストレスを溜め込むのではなく、原因と対策をきちっと考えましょう♪
hacobune.編集部でした!

参考
https://hoiku-shigoto.com/report/trouble-at-work/age-4/
https://www.shinga-farm.com/parenting/trouble-at-age-of-four/
http://www.might-project.com/child-care/aim/for-4/list.html