子供の歯にシーラントって必要なの? 実はメリットが多く、意外と安い!

我が子に新しい歯が生えてくるとママとしては嬉しいですよね。

特に6歳臼歯はママが初めて見る我が子の永久歯です。

でも知ってましたか?

生えたての永久歯は幼若永久歯といってとっても虫歯になりやすいんです。

この記事では、主に永久歯の虫歯予防に効果的なシーラントという予防処置を紹介します。

シーラントってなに?

シーラントは虫歯になりやすい奥歯のかみ合わせの溝を歯科用のプラスチック(レジン)で埋めてしまい、汚れが入らないようにする予防処置です。

溝を埋めるといっても、すごく深い溝を少し埋めるだけなので、かみ合わせには影響しません。

シーラントはどの歯でもできるの?

シーラントは前歯の裏でも奥歯でも、溝が深ければ処置自体はできます。

一般的には5歳~6歳ごろに生え始める6歳臼歯(大人の歯)や、12歳ごろに生え始める12歳臼歯にすることが多いです。

生えて間もないの歯は幼若永久歯といって、大人の歯とはいってもまだ未完成でとても虫歯になりやすいです。

ですからシーラントは虫歯予防にとても効果的。

ちなみに幼若永久歯は、生え始めて4年未満の歯を指します。

永久歯がきちんと完成するのには、とっても長い時間がかかるんですよ!

シーラントの費用は?

シーラントは乳歯か幼若永久歯ならば、保険が効きます。

費用は3割負担で1本あたり400~600円ほどです。

(保険によって割合・自治体によって補助は異なります)

歯医者によっては自費治療になることもあるので、まずはかかりつけの歯医者さんに相談してみてくださいね。

シーラントってどんなことをするの?

シーラントはシーラント剤というプラスチック(レジン)を溝に埋めるだけなので、大人しく治療ができる子だと1歯あたり5~10分ほどで終わります。

シーラントの手順
1.まずシーラントをする歯を念入りにお掃除します。

 溝に汚れがあるままだとシーラントをする意味がなくなってしまいます。

2.シーラントをする溝に唾(ツバ)が入らないようにして、前処理の液を塗ります。

3.シーラント剤を溝に入れ、専用の光を当てて固めます。

4.かみ合わせに問題がないか確認します。

シーラントの材料にもよりますが大体このような感じです。

シーラント剤自体にフッ素が入っているものもありますよ。

生えたての歯でもシーラントができないこともあるってホント?

我が子に奥歯に永久歯が生えてきて、シーラントをしてみたいママさんもいらっしゃる思いますが、たとえ生えてたての永久歯=幼若永久歯でも処置できないことがあります。

1.歯の頭が完全に生えきってない

永久歯が生えてきても歯の頭の部分が完全に生えていないと、一般的にはシーラントをすることはできません。

歯茎のかぶさりが無くなるくらいまでは、気長に待ちましょう。

その間も虫歯にはなりやすいので、仕上げ磨きの時にはママがしっかりと磨いてあげてくださいね。

6歳臼歯には、横からのつっこみ磨きが効果的です。

2.すでに虫歯になっている歯

シーラントは予防処置なので、すでに虫歯になっている歯にはできません。

わかりやすく言うと、溝が黒くなっているようなら要注意です。

(実際にシーラントをするかは先生の判断になります)

初期の虫歯の場合は、フッ素と歯磨きで再石灰化(歯が修復すること)できることがあります。

虫歯の処置が必要だとしても、小さいうちは少し削って、シーラントとは違う虫歯治療専用のプラスチック(レジン)で埋めるような治療をすることが多いです。

3.奥歯の溝が浅い

歯の大きさや歯の質が人それぞれ違うように、奥歯の溝の深さも人それぞれ違います。

シーラント剤は虫歯を削ったところに詰めるプラスチックと違い、接着面が少ないので溝が深く複雑でないときちんとひっつかないことがあります。

また、溝が浅い場合は歯ブラシで十分に汚れが落とせると判断され、シーラントは必要ないという先生もいます。

4.嘔吐反射が強いお子さん

上のところで書いたようにシーラントは深い溝を埋めるので、きちんと処置をしないと取れやすいです。

処置をする時に、溝の接着面に唾(ツバ)が入らないようにしないといけません。

特にお子さんの場合、唾が多い子がほとんどです。

唾が入らないようにするための特別な器具を使うなど、いろいろな工夫をしている歯医者さんがほとんどですが、嘔吐反射がある子(オエっとなりやすい子)だと処置が難しいことがあります。

私自身、シーラントの処置は何度もしたことがありますが、オエっとなりやすくて処置自体出来なかった子もいました。

特に下の歯は舌(ベロ)があるので大変かもしれません。

まとめ

きちんと処置ができれば、虫歯予防にとても効果的なシーラント。

ちょっと処置が難しい子もいますが、6歳臼歯が生えてきたらまずはかかりつけの歯医者さんで相談してみましょう。

虫歯予防には日頃の歯磨きが大切なので、最低でも1日1回、できれば夜寝る前にはしっかり仕上げ磨きをしてあげてくださいね。

ABOUTこの記事をかいた人

歯科衛生士歴9年(現在休職中) 一児の母、オオハシです。 趣味はライブ観戦と写真撮影(PENTAX K-3.CONTAX T2など)オールドレンズで子供を撮るのにハマっています。 歯並びが悪いのにも関わらず生まれて1度も虫歯になったことがありません! 育児と歯・美容などのなんでもブログを運営中です。