いま、こどもたちの口の中が危ない…!?【口腔崩壊のはなし】




口腔崩壊、って言葉をご存知ですか?
極端に虫歯が多くなって、口の中がボロボロになっている状態のことを言います。

この口腔崩壊状態のこどもが、いま、急増しているのです。

福岡県内では、口腔崩壊状態の子供がいる学校が、3割以上もありました。

いっぽうで、虫歯がある子の割合は、50年前から半分以下になっています。

なぜこんなにも、こどもたちの口腔環境で、格差が出てしまうのでしょうか?

その理由は3つあります。

理由1 デンタルネグレクト

いそがしくて、なかなかこどもの歯のことを気にかけられない。

歯医者に行きたくても行けない。

そんな親が増え、こどものオーラルケアが後回しになってしまった結果、口腔崩壊を引き起こしてしまう――それがデンタルネグレクトです。

では、デンタルネグレクトはなぜ起きてしまうのでしょうか?

それには貧困問題や家庭環境といった複雑な要因があります。

ただ、忙しくても、お金がなくても、こどもには十分なオーラルケアをしてあげましょう。

乳歯の状態で、口腔崩壊を引き起こしてしまうと、一生にわたって、治療を続けなくてはいけない可能性もあります。

理由2 親のオーラルケア意識が低い

こどもの歯の病気は、親の仕上げ磨きやオーラルケアで防ぐことができます。

しかしそれは、親自身が、オーラルケアに意識を向けていないといけません。

日本は恥ずかしながら、先進国の中でもオーラルケアの意識が低いです。

サンスターの調査では、「歯のケアに時間やお金をかけたくない」という人の割合は、日本が一番高いと分かっています。

日本には国民皆保険制度というすばらしい制度があり、診療を比較的安く受けられるから、というのが理由のひとつです。

しかし、予防意識を高めなければ、お金も、時間も、そして健康も無駄にしてしまいます。

子育てにとっては、その3つは、特に大事なものではないでしょうか?



理由3 国の取り組みがまだまだ弱い

医療費の内訳の中で、歯科が占める割合は6%程です。

この数字からもわかるように、国にとって歯科医療の問題は、後回しです。

ただ、国のせいにしたり政治のせいにしたりすることは、簡単ですがそればかりではいけません。

国民である私たちが、オーラルケアの大切さを知り、学び、実践していくこと。

それがもっとも大切です。

こどもの口腔崩壊を起こさないために…

こどもは歯医者に行きたがりません。

歯が痛くても、「ママ、歯が痛いから歯医者に行こうよ!」なんてふうに言いません。

親が予防してあげるしかないんです。

自分で磨けないうちは、仕上げ磨きを。

自分で磨けるようになったら、歯ブラシだけじゃなくてフロス等のオーラルケアグッズを、そして歯科で定期的な検診を。

そうしてきちんと褒めてあげること。

これが大事です!

こどもの成長のために、オーラルケアを心がけましょう♪

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